中野区弥生町にお住まいの方から「トイレの水位に変化はないけれど、流すたびにゴボゴボと音がして、嫌な臭いが上がってくる」とのご相談をいただき、調査に伺いました。
便器そのものを点検したところ異常は見られず、原因は屋外の排水桝(はいすいます)にありました。経年劣化による地盤沈下で、本来あるべき配管の勾配(傾斜)が逆転してしまっていたのです。そのため、水はわずかに流れるものの、固形物が管の底に溜まって腐敗し、異臭の原因となっていました。
今回はまず、高圧洗浄機を使用して溜まった汚れをすべて押し流し、配管内をリセットする応急処置を行いました。あわせて、根本的な解決に向けた配管の引き直しと、新しい桝の設置工事についてもご提案させていただきました。目に見えない床下や屋外の異常を特定し、原因がはっきりしたことで、お客様も安心されたご様子でした。
| 現場地域 | 中野区 弥生町 東京メトロ丸ノ内線 中野新橋駅 徒歩10分 |
|---|---|
| 現場情報 | アパート |
| 作業時間 | 調査含め30分以内 |
| 作業内容 | 高圧洗浄機による作業 |

トイレのトラブルは「流れない」ことだけではありません。今回のような「異音」や「悪臭」は、配管のどこかに構造的な問題が隠れているサインです。
通常、排水は重力を利用して自然に流れるよう、1メートルにつき2センチ程度のわずかな傾斜(勾配)がつけられています。しかし、地盤の変化などでこの傾斜が変わってしまうと、水は流れても汚れだけが管の中に留まるようになります。これが蓄積して腐敗すると、室内まで下水の臭いが上がってきたり、最終的には完全に塞がってしまったりする原因となります。
特に地盤の影響を受けやすいエリアや、築年数の経過したお住まいでは、こうした配管のゆがみが起きやすいため注意が必要です。
「いつもと音が違う」「なんとなく臭う」といった、言葉にしにくい違和感こそが大切な合図です。大きなトラブルになる前に、定期的な点検や早期の調査をおすすめいたします。


